読書(楽園:アブドゥルラザク・グルナ)とニュースを見て思ったこと
今日はまだ風の強い1日になりました。 花粉症が心配なので(すぐ楽な方になびきます)、散歩は休みました。 リクエストしていた本を読み終わりました。少し期間をオーバーして しまいましたが。 第1次世界大戦前ごろのアフリカ・現タンザニアあたりが舞台の作品です。 アフリカ出身のノーベル文学賞受賞者は2人目... 続きをみる
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読書(ムラゴンブログ全体)読書(楽園:アブドゥルラザク・グルナ)とニュースを見て思ったこと
今日はまだ風の強い1日になりました。 花粉症が心配なので(すぐ楽な方になびきます)、散歩は休みました。 リクエストしていた本を読み終わりました。少し期間をオーバーして しまいましたが。 第1次世界大戦前ごろのアフリカ・現タンザニアあたりが舞台の作品です。 アフリカ出身のノーベル文学賞受賞者は2人目... 続きをみる
新聞の書評を見てリクエストして(むかしの作品なのですぐ 借りられました)、先日読み終えました。 題名の通り、明治期に生きた主人公やその周りの女性たちの生き様を 描いた大作で、面白かったです。 当時の時代背景をリアルに感じられる言葉が多く(結構な数の注解が あります)それが新鮮でした。 「家」という... 続きをみる
いつも珈琲店で読む週刊誌のコラムに書かれていて、興味がわいて、 借りて読んだのだと思います。 全部で5編の作品がのっています。初版は1988年のようです。 どの作品も面白く読みましたが、各作品のラストの方(気に入った)です。 ・最終便に間に合えば そうして美登里は、暗い機内でくすっと満足気な笑い... 続きをみる
だいぶ前にリクエストしていたものが来て、先日読み終えました。 カズオ・イシグロの最新作で、今まで読んだ作品も面白かったので リクエストしていました。 すごく面白いわけではなかったですが、考えさせられながら読んだ 作品でした。主人公のクララ(子供の親友になるために開発された AIロボット)は、主人で... 続きをみる
久し振りに、リクエストした作品を読み終わりました。 出だしからつまらなくはなかったですが、100頁ぐらい (全540頁ほど)から本格的に引き込まれて、一気に 読むことができました。こうなると読むのが至福のひと時 になります。 日常生活を描いていても、人生の問題点や社会的な問題点 (例えば精子バンク... 続きをみる
昨日は、孫のお遊戯会を見にかみさんと出かけてきました。 新宿からは、山手線が運休していたので、埼京線のホーム はいくらか混雑していました。 新聞の書評を読んで、リクエストして、久しぶりに1冊 読みました。 ホームレスになった男の運のなかった生涯の話ですが、 正直なところ一度も食べることや寝る場所に... 続きをみる
今日は天気はいいものの、部屋の中にいると何となく肌寒さを 感じました。 リクエストしていた本を読み終わりました。 文芸書ではないですが、なかなか奥深い、むずかしい内容でもあり 載せてみました。 男系天皇とは、男子を排除する制度で、外から入れないということで 影響力をなくして安定した世にするとの主張... 続きをみる
今日は久し振りに、朝から雨が続く天気でした。 最近はあまり本を読めていませんが、1冊リクエスト していた本を読み終わりました。 現代語のメリットは勿論読みやすさですし、古文(文語体)のメリットは 当時の雰囲気をより感じることが出来ることだと思いますが、 この作品はある意味ではその中間であり、自分に... 続きをみる
今日は、爽やかないい天気でした。 また1冊借りていたものを読み終わりました。 以前から読みたいと思っていました。 知らない外国を、時間に縛られずに一人旅をするという心が躍る 内容です。各都市とも魅力があるし、現地の人々との交流も、 楽しそうです。ただ純粋に行ってみたいから行き、本にまとめた のでは... 続きをみる
今日は、穏やかな晴天となりました。 午前中は、かみさんを病院まで送迎しました。 今日も、借りていた本を一冊読み終わりました。 著者の本は以前「原節子の真実」を読んで面白かったのを覚えています。 基本的には、批判的な内容で書かれています。いろいろな問題点の指摘 がありますが、嘘が多いということ、特に... 続きをみる
今日は1日変な天気でした。今も雷雨で、地響きがしています。 借りていた、村上春樹の8篇からなる短篇集を読み終えました。 ・石のまくらに 19才の若い頃の切ない思い出話です。アルバイト先の年上の女性 と一夜を共にし(それ以来会ってない)、それに短歌をからめて、 (女性は短歌を作っていて後日歌集が... 続きをみる
今日は、1日雨風が強く、荒れた天気でした。 図書館で借りて、読み終えた2冊です。 スケールの大きい話であるのは間違いなく、ラストは思っていた 内容とは違っていましたが、迫力があって面白かったです。 宇宙は黒暗森林だという理論が新鮮でした。 今年、第三部が出版されるようです。 正直、自分たちの世代は... 続きをみる
今日も、暖かくはなってきたものの、まだまだ寒さの残る1日でした。 リクエストしていた、エッセイ本を読みましたが、とても楽しめました。 作者は団塊の世代で年上ですが、自分が生きてきた時代とオーバーラップ することが多々あり、面白かったです。 1969年から現代まで、年(代)ごとに、当時流行ったりした... 続きをみる
今日は、それほど寒くもなく穏やかな天気でした。 中国の大ヒットSF小説「三体」3部作の第2部を 読み終わりました。 未来の(約450年後)三体人との宇宙戦争に向け、人類は行動を起こします。 日本人女性脳科学者(ノーベル賞)や、宇宙艦隊に対する特攻攻撃の話なども 出てきたりします。 SFの内容だけで... 続きをみる
今日は、気温が上がらない1日でした。 図書館にリクエストして、2冊読み終えました。 ①かか ‘好きな作家は、太く短く生きた中上健次’という書評を見て、リクエストしました。 最初は、身内だけで通じるような、似非関西弁だか九州弁のような、なまった 幼児言葉のような言葉使いが、読んでいて心地よくなかった... 続きをみる
今日も、11月中旬とは思えないほど、暖かい1日でした。 新聞の記事を読んで、リクエストした本を読み終えました。 昭和10年から始まりますが、作者は同時代を生きた方なので、読んでいて 細部にまでリアリティーを感じました。 7巻まである長編ですが、最初主人公は、元海軍軍医の病院長の時田利平 (自分で局... 続きをみる
昨日から、さすがに、だいぶ涼しくなってきました。 勝手なもので、この間まで、暑い暑いと文句を言っていたのに、 今は少し寂しい気がします。 「妻のトリセツ」と「夫のトリセツ」をリクエストしていましたが、 夫が先に借りられました。 いろいろ、なるほど、と思うことが書かれていました。 男性脳は沈黙でスト... 続きをみる
今日は、台風の影響なのか、雷雨になったり、晴れたりの 繰り返しで、変な天気でした。 リクエストした本を読み終わりました。 ①君がいないと小説は書けない ほぼ自伝的な作品だと思います。自分のことはもちろん、今まで関わった人達の 人生が語られていますが、みんな興味深い内容ですし、また会社内のことなどは... 続きをみる
今日も、暑い1日でした。陽射しがきつかったです。 新聞の書評を読んで、リクエストしました。 まだカラー写真が、ほとんどなかった時に、色褪せない最上質の コダックで撮った(撮影者はアメリカ人で仕事の関係でコダック が入手できたようです)写真集です。 1957年上野広小路 1964年三軒茶屋交差点 か... 続きをみる
読書(歌集 滑走路:萩原慎一郎)とハンディ・ビール・サーバー
父の日ギフトで、ハンディ・ビール・サーバーをもらいました。 お店で飲む生ビールのような、クリーミーな泡がボタンひとつで できあがり、美味しく飲める優れものです。 ビールにセッティングして、ボタンを押しながら注ぎます。 泡は3割ぐらいが、いいようですが、つい作りすぎました。 新聞の書評で興味を持ち、... 続きをみる
借りていた本を、読み終わりました。 先日たまたまTVで、津島佑子さん(太宰治の次女)の娘さん(太宰治 の孫)が今年の芥川賞にノミネートされたというニュースを見ました。 ①黙市 長編はありません。面白かったものとしては、 ・島 住宅地の歴史を書いているだけなのに、面白かったです。 何か大きな秘密... 続きをみる
図書館がずっと休館で、リクエストした本等が借りられないので、 また、30年ほど前に買ったままになっていた本を、やっと 1冊読み終えました。 長編はなく、41編納められているうちの、面白かった作品を 備忘録を兼ねて簡単に書いておこうと思います。 記憶が定かではないですが、教科書の副読本で、そのむかし... 続きをみる
源氏物語の現代語訳:下巻がでたので、またリクエストして さっそく読んでみました。 光源氏も亡くなり、まだ続くのかと思ってましたが、下巻がいちばん 面白かったです。宇治十帖(橋姫~夢浮舟)というようですが、 光君ゆかりの二人の殿(薫君と匂宮)が、宇治にゆかりの三姉妹を めぐる話でした。もう完全に近代... 続きをみる
まだまだ寒い日があり、今朝も寒い朝でした。 先日は、積もらないものの雪が降りましたし。 新聞記事を読んでリクエストしました。 幾つかの版があるようですが、19世紀に編集されたバートン版の第1巻 を読んでみました。児童書的なものしか読んだことがなかったですが、 人々の欲望を魔法、運命、アラーの神の導... 続きをみる
最近、読んで面白かった本です。 ①凍える牙 1996年の直木賞受賞作品です。出だしから衝撃的な場面(人が燃えて ファミレスが火事になる)でがっちり心をつかまれました。 読んでいてあいまいに感じるところもなく、登場人物(特に主人公の 女性刑事と相棒となる中年刑事)の描き方もとてもうまいと思いました。... 続きをみる
年末年始に読んだ本です。 一切なり行きは、文芸作品ではないですが、昨年の 年間ベストセラー第1位らしいのでアップしました。 一切なりゆき 話題になり、コンビニで少し立ち読みして面白かったので、 図書館にリクエストして(半年ほどかかりました)読みました。 基本的には、本人も言っていますが、中々むずか... 続きをみる
騎士団長殺しは、第1部を読み終えてから、第2部をリクエスト したので、半年以上かかってしまいました。細かい物語を忘れて しまい読み進むうちに思い出してきました。 騎士団長殺し・第2部 正直言うと期待していたほど面白くはなかったです。 第1部はそれでも、これからの展開を期待させる雰囲気を感じましたが... 続きをみる
図書館で借りて、最近読んだ作品です。 恍惚の人=有吉佐和子 当時話題になったし、昔読んだ気がしていましたがはじめてでした。 老人問題を扱っており、昭和47年(1972年)の出版のようです。 当時は、老人問題はお嫁さんが中心になって対応していたようであり、 今でも大変な問題ですが、介護保険制度もでき... 続きをみる
新聞等の書評を読んで、借りた3冊です。 ①あの日にドライブ 先が見えてくる年代になれば、必ず主人公のような考えをする気がします。 選ばなかった人生を思って、第3者から見れば、可笑し過ぎる主人公の 妄想が面白かったです。 ②女流放談 多忙で整理を怠ったというのが、本当ならとても残念な気もしますが、 ... 続きをみる
台風の影響か、今日は朝から湿気が多く、久し振りに 雨が降りました。 また、30年ほど前に買った本をやっと1冊読みました。 ・原色の街 終戦後の娼家での出来事が描かれています。つまらなくはなく 読みましたが、ラストでの主人公の心中未遂などは解りづらい 展開でした。 ・砂の上の植物群 主人公は... 続きをみる
だいぶ前にリクエストしていた本が2冊来たので早速読んでみました。 おらおらでひとりいぐも=若竹千佐子 主人公の東北弁が素晴らしいです。こんなに方言が心に響く作品は はじめてです。下宿していたころに、東北出身の先輩後輩が “へば” と よく言っていたのを思い出しました。個人的には “なして” という... 続きをみる
読書(騎士団長殺し・第1部、岬、枯木灘、地の果て 至上の時)
「騎士団長殺し」は図書館にリクエストを申し込んでから、 1年以上かかりました。 うっかり第2部の予約をしてなかったので、また半年以上 かかりそうで、ストーリーの詳細を忘れてしまいそうです。 騎士団長殺し・第1部=村上春樹 主人公は画家で肖像画を描いており、騎士団長殺しという題名の絵画に まつわる話... 続きをみる
源氏物語の現代語訳:中巻がでたので、さっそくリクエストしました。 前半は、やはり宮廷の恋物語が中心ですが、光君も壮年になり以前のように 完璧ではなくなってきます。 新しく妻に迎えた(すでに4~5人妻がいます)、女三の宮に浮気されて しまったり、その子供を自分の子供としたりと、上巻で自らが行ったこと... 続きをみる
もう忘れられてきましたが、前作「あの日」に続き 読んでみました。(リクエストしてました) 本を読む限り、今回の問題が起こるまで、基本的には性善説で来た方 なんだろうと思いました。追いつめられた状況で、精神科への入院や 大量の薬を飲みながら、日記を書き上げた集中力は本物なんだと思い ました。 本当の... 続きをみる
最近は雨がちだったので、霧雨でしたが、珈琲店行の散歩に 出かけました。 終わった田んぼ。 昨日も一日雨だったので、水かさが増している調整池です。 一緒に早期退職した同期に勧められて、リクエストしていた本が 借りられ読んでみました。 自らとも重なるし、内容も、端々に出てくる本音や現実、人生観など 面... 続きをみる
数日は、台風接近の影響で、涼しい日が続きましたが 今日からまた、暑さが戻ったようです。 この花はまだ頑張って咲いてます。 だいぶ実ってきました。 珈琲店でひと休み。 まだ朝なのに、だいぶ疲れた様子の近所の猫です。 宮沢賢治のドラマを見て、興味がわき読んでみました。 ①銀河鉄道の夜 ジョバンニが夢で... 続きをみる
昨夜は蒸し暑く、寝るときに今年初めてエアコン(冷房)を 作動させました。 今日も暑くなりそうです。 珈琲店でひと休み。 2冊とも、新聞の書評を読んで借りました。 ①オペレーションZ 1000兆円を超える国の借金は、やはり相当なリスクだと思います。 財政健全化も5年先延ばしにしたようですが、とて... 続きをみる
今日は、爽やかな天気ですが、ここ数日は朝晩の気温差のせいか 風邪気味でした。 文庫本で上・中・下と長い作品です。 作者と家族の体験に基づくので、リアルに戦後中国の激動の時代 が書かれていて,ある程度知ってるつもりでしたが、驚きの話でした。 上巻は、作者が生まれる前の家族の話なのでそれほどでもない ... 続きをみる
今日は、夜の散歩で、まんまるの月がきれいでした。 この2冊は新聞の書評をみて、図書館にリクエストして読みました。 どちらも重い内容でした。 ①帰郷 戦争を題材とした6つの作品が収録されています。 本の題名にもなっている「帰郷」は、 出征し苦労して帰国したが、ふるさとの駅で仲の良かった親戚から... 続きをみる
読み始めは、現代語訳なので趣にかけるような気もしましたが、 読み進むうちに平安時代の雰囲気につつまれてきました。 何より、以前に途中まで読んだものと違い、内容が十分理解できるのが いいです。 光君は、女性に対して本当にまめだし(もちろん容姿端麗で才能に 満ち溢れており、社会的地位も高いですが)、話... 続きをみる
図書館にリクエストしていた、カズオ・イシグロの作品が やっと1冊借りられました。 主に戦前の上海が舞台の話です。 日中の市街戦のさなか、日本兵となった子供時代の友達に 偶然出会うのは少し無理があると思いましたが、 たぶん興奮状態での主人公の勘違いということだろうと 解釈しました。 正直言うと、“わ... 続きをみる
また30年ほど前に買った1冊を、2~3年かかって読み終えました。 また備忘録として、簡単なメモを残そうと思います。 ・細雪 資産家だった家の四姉妹の日常生活、特に三女雪子の縁談話や四女妙子 の恋愛が中心で、大水害などの事件もありますが、何気ない日常生活を 四姉妹の設定とキャラクターが印象的で... 続きをみる
30年ほど前に買ったままだった1冊を、やっとまた 読み終えました。 戯曲は久し振りに読みました。有名な話が多いので なんとなく知った気になっていましたが、結構面白かったです。 また備忘録として、簡単なメモを残そうと思います。 ・ロミオとジュリエット ストーリーは知っていましたが、芝居用の戯曲なの... 続きをみる
新聞のコラムで、この作品を知り読んでみました。 平成2年の作品なので、27年前ですが、当時の 雰囲気を思い出しながら読むことができました。 副題の「私鉄沿線恋物語」とある通り、8つの私鉄沿線の 恋物語からなっています。 土地勘のある線も、ない線もありますが、どの物語も感じ入る 部分があるストーリー... 続きをみる