読書(サラバ!)
今夜は、月がきれいでした。
昨日、長野県にある日本一星が見える村をTVで観ました。
本当にきれいらしく、一度行ってみたいと思いました。
標高や周りに大きな都会がないことも重要らしいです。
忘れましたが、何かで推奨されていたので、図書館に
リクエストをして、今日読み終わりました。
上巻で、自分や家族(特に姉)、友などとの生い立ちを
下巻で、自分の人生に反することには、目をつむり避けて
きた結果、30半ばになって何もなくなり、苦悩の末に
再び歩き始めるというようなストーリーです。
日常生活の中で、日々情けなくなっていく自分に対して、
心の奥で下に見ていた人々が輝いてきたとき、人として
最低の言葉を口にして、絶望的な自己嫌悪に陥るところや、
家庭を捨て出家した父の理由は、結婚する時に裏切った
元恋人の死をきっかけに、“幸せにならないように決めた”
というところが、特に心に響きました。