読書(永遠の都 1 夏の海辺)
今日も、11月中旬とは思えないほど、暖かい1日でした。
新聞の記事を読んで、リクエストした本を読み終えました。
昭和10年から始まりますが、作者は同時代を生きた方なので、読んでいて
細部にまでリアリティーを感じました。
7巻まである長編ですが、最初主人公は、元海軍軍医の病院長の時田利平
(自分で局所麻酔をして、自分の盲腸手術をしてしまいますが、作者は医学部卒
ということで、医療に関する記述が専門的です)かなと思いましたが、
利平の長女の初江がいまのところ主人公だろうと思いました。
登場人物のキャラクターはしっかりしていて、魅力的で、印象深いです。
登場人物の数もほどよい感じがしました。
概略です。
まだ1巻ですが、面白くて2巻も読みたくなりました。
解説によると、トルストイの「戦争と平和」(ナポレオン戦争を描いた)のような
歴史小説(昭和10年から22年の日本の最も激動の時代)の一面もあるようです。


