定年待てないオヤジの日記

こころはもう、定年後の自由生活を夢見てる、オヤジの生活日記です。

読書(ヘヴン)



今日も引き続き、暑い1日になりそうです。




PCのクロームが調子わるくなり、エッジを使っていますが、
問題なく今のところ使えてよかったです。


元々はインターネット・エクスプローラーが好みでした。
まだ勤めてた時に、保険としてクロームを用意してました。
元来インターネット関連は得意ではないです。今回も、
保険としてエッジを用意しておいて(というほどのこと
ではないですが)よかったです。
個人的には、エッジのが使いやすい気がします。



新聞で英国のブッカー国際賞の候補になった記事を読んで
図書館で借りました。
作品としては、2009年のようです。




いじめがテーマの作品で、クラスで激しくいじめられている男子と女子の
交流が基本となって、いろいろ事件も起きますが、ただそれを書いている
だけではなく、哲学的ともいえる考え方が示されています。


いじめがテーマの場合、読んでいてなぜ反撃しないのかと思うし、反撃して
相手を倒せばスカッとするストーリーですが、そういう単純な展開とは違い
ますが、一気に読める面白さがあります。
主人公のいじめられてる男子といじめグループの1人との会話で、結局、
人は他人の気持ちは理解できず、自分が思うように他人は思わないという
事実を語る場面が印象的でした。理屈としてはあっていると思いましたが、
うまく言えませんが、本能としては誤っている気はしました。
ただ個人的に、仕事等きびしかった時に思った「自分に都合のいいように
考える」はやはり一理あると再認識しました。


ラストは、未来に希望が持てる展開となりよかったですが、少しすっきり
しない違和感(あんなにいじめられても親や教師には相談しないなど)
が残りました。