新聞の書評で興味を持ち借りていた本を2冊読み終えました。 この人の作品は映画では観ていますが、以前作品を読んだような気はしますが 思い出せません。 実際の事件(木嶋佳苗)に基づき書かれているのが明らかでもあり、本当は どうだったのかということも気になり一気に読んでしまいました。 作者も女性ですが、... 続きをみる
読書のブログ記事
読書(ムラゴンブログ全体)-
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何だか暗い表紙の本ですが、ジェイムズ・ジョイスの短編集です。 そのむかし英語のリーダーズの教科書にダブリン市民という名で 載っていた記憶があります(内容は覚えてないですが)。 アイルランドのダブリンでの出来事を描いた短編集ですが、人生 の機微を感じる作品ばかりでした。読むと孤独感や寂しさを感じる ... 続きをみる
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本当に久しぶりに、40年程前に思い付きで買った日本文学全集 の永井荷風集をやっと読みました。(積んでる時間が長かった~ ・・でも読んだからいいか) 読み終わった時には、もう話の内容が忘れかけているので、 うまく書けませんが、自分の備忘録として書いてみます。 ・腕くらべ 芸者(駒代)が主人公の話で... 続きをみる
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半年ほどリクエストしていましたが、やっと読み終えました。 2日前に返却期限が来ていますが、700頁近い作品なので時間が かかるのと、初めの100頁ほどはあまり面白くなく(眠くもなり ました)先へ進みませんでした。 先も長いしリタイヤしようかとも思いましたが、村上作品だし我慢 して読んでいたら途中か... 続きをみる
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読書(楽園:アブドゥルラザク・グルナ)とニュースを見て思ったこと
今日はまだ風の強い1日になりました。 花粉症が心配なので(すぐ楽な方になびきます)、散歩は休みました。 リクエストしていた本を読み終わりました。少し期間をオーバーして しまいましたが。 第1次世界大戦前ごろのアフリカ・現タンザニアあたりが舞台の作品です。 アフリカ出身のノーベル文学賞受賞者は2人目... 続きをみる
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新聞の書評を見てリクエストして(むかしの作品なのですぐ 借りられました)、先日読み終えました。 題名の通り、明治期に生きた主人公やその周りの女性たちの生き様を 描いた大作で、面白かったです。 当時の時代背景をリアルに感じられる言葉が多く(結構な数の注解が あります)それが新鮮でした。 「家」という... 続きをみる
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いつも珈琲店で読む週刊誌のコラムに書かれていて、興味がわいて、 借りて読んだのだと思います。 全部で5編の作品がのっています。初版は1988年のようです。 どの作品も面白く読みましたが、各作品のラストの方(気に入った)です。 ・最終便に間に合えば そうして美登里は、暗い機内でくすっと満足気な笑い... 続きをみる
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だいぶ前にリクエストしていたものが来て、先日読み終えました。 カズオ・イシグロの最新作で、今まで読んだ作品も面白かったので リクエストしていました。 すごく面白いわけではなかったですが、考えさせられながら読んだ 作品でした。主人公のクララ(子供の親友になるために開発された AIロボット)は、主人で... 続きをみる
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久し振りに、リクエストした作品を読み終わりました。 出だしからつまらなくはなかったですが、100頁ぐらい (全540頁ほど)から本格的に引き込まれて、一気に 読むことができました。こうなると読むのが至福のひと時 になります。 日常生活を描いていても、人生の問題点や社会的な問題点 (例えば精子バンク... 続きをみる
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昨日は、孫のお遊戯会を見にかみさんと出かけてきました。 新宿からは、山手線が運休していたので、埼京線のホーム はいくらか混雑していました。 新聞の書評を読んで、リクエストして、久しぶりに1冊 読みました。 ホームレスになった男の運のなかった生涯の話ですが、 正直なところ一度も食べることや寝る場所に... 続きをみる
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今日は天気はいいものの、部屋の中にいると何となく肌寒さを 感じました。 リクエストしていた本を読み終わりました。 文芸書ではないですが、なかなか奥深い、むずかしい内容でもあり 載せてみました。 男系天皇とは、男子を排除する制度で、外から入れないということで 影響力をなくして安定した世にするとの主張... 続きをみる
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今日は久し振りに、朝から雨が続く天気でした。 最近はあまり本を読めていませんが、1冊リクエスト していた本を読み終わりました。 現代語のメリットは勿論読みやすさですし、古文(文語体)のメリットは 当時の雰囲気をより感じることが出来ることだと思いますが、 この作品はある意味ではその中間であり、自分に... 続きをみる
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今日は、爽やかないい天気でした。 また1冊借りていたものを読み終わりました。 以前から読みたいと思っていました。 知らない外国を、時間に縛られずに一人旅をするという心が躍る 内容です。各都市とも魅力があるし、現地の人々との交流も、 楽しそうです。ただ純粋に行ってみたいから行き、本にまとめた のでは... 続きをみる
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今日は、穏やかな晴天となりました。 午前中は、かみさんを病院まで送迎しました。 今日も、借りていた本を一冊読み終わりました。 著者の本は以前「原節子の真実」を読んで面白かったのを覚えています。 基本的には、批判的な内容で書かれています。いろいろな問題点の指摘 がありますが、嘘が多いということ、特に... 続きをみる
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今日は1日変な天気でした。今も雷雨で、地響きがしています。 借りていた、村上春樹の8篇からなる短篇集を読み終えました。 ・石のまくらに 19才の若い頃の切ない思い出話です。アルバイト先の年上の女性 と一夜を共にし(それ以来会ってない)、それに短歌をからめて、 (女性は短歌を作っていて後日歌集が... 続きをみる
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今日は、1日雨風が強く、荒れた天気でした。 図書館で借りて、読み終えた2冊です。 スケールの大きい話であるのは間違いなく、ラストは思っていた 内容とは違っていましたが、迫力があって面白かったです。 宇宙は黒暗森林だという理論が新鮮でした。 今年、第三部が出版されるようです。 正直、自分たちの世代は... 続きをみる
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今日も、暖かくはなってきたものの、まだまだ寒さの残る1日でした。 リクエストしていた、エッセイ本を読みましたが、とても楽しめました。 作者は団塊の世代で年上ですが、自分が生きてきた時代とオーバーラップ することが多々あり、面白かったです。 1969年から現代まで、年(代)ごとに、当時流行ったりした... 続きをみる
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今日は、それほど寒くもなく穏やかな天気でした。 中国の大ヒットSF小説「三体」3部作の第2部を 読み終わりました。 未来の(約450年後)三体人との宇宙戦争に向け、人類は行動を起こします。 日本人女性脳科学者(ノーベル賞)や、宇宙艦隊に対する特攻攻撃の話なども 出てきたりします。 SFの内容だけで... 続きをみる
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今日は、気温が上がらない1日でした。 図書館にリクエストして、2冊読み終えました。 ①かか ‘好きな作家は、太く短く生きた中上健次’という書評を見て、リクエストしました。 最初は、身内だけで通じるような、似非関西弁だか九州弁のような、なまった 幼児言葉のような言葉使いが、読んでいて心地よくなかった... 続きをみる
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今日も、11月中旬とは思えないほど、暖かい1日でした。 新聞の記事を読んで、リクエストした本を読み終えました。 昭和10年から始まりますが、作者は同時代を生きた方なので、読んでいて 細部にまでリアリティーを感じました。 7巻まである長編ですが、最初主人公は、元海軍軍医の病院長の時田利平 (自分で局... 続きをみる
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昨日から、さすがに、だいぶ涼しくなってきました。 勝手なもので、この間まで、暑い暑いと文句を言っていたのに、 今は少し寂しい気がします。 「妻のトリセツ」と「夫のトリセツ」をリクエストしていましたが、 夫が先に借りられました。 いろいろ、なるほど、と思うことが書かれていました。 男性脳は沈黙でスト... 続きをみる
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今日は、台風の影響なのか、雷雨になったり、晴れたりの 繰り返しで、変な天気でした。 リクエストした本を読み終わりました。 ①君がいないと小説は書けない ほぼ自伝的な作品だと思います。自分のことはもちろん、今まで関わった人達の 人生が語られていますが、みんな興味深い内容ですし、また会社内のことなどは... 続きをみる
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今日も、暑い1日でした。陽射しがきつかったです。 新聞の書評を読んで、リクエストしました。 まだカラー写真が、ほとんどなかった時に、色褪せない最上質の コダックで撮った(撮影者はアメリカ人で仕事の関係でコダック が入手できたようです)写真集です。 1957年上野広小路 1964年三軒茶屋交差点 か... 続きをみる
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読書(歌集 滑走路:萩原慎一郎)とハンディ・ビール・サーバー
父の日ギフトで、ハンディ・ビール・サーバーをもらいました。 お店で飲む生ビールのような、クリーミーな泡がボタンひとつで できあがり、美味しく飲める優れものです。 ビールにセッティングして、ボタンを押しながら注ぎます。 泡は3割ぐらいが、いいようですが、つい作りすぎました。 新聞の書評で興味を持ち、... 続きをみる
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借りていた本を、読み終わりました。 先日たまたまTVで、津島佑子さん(太宰治の次女)の娘さん(太宰治 の孫)が今年の芥川賞にノミネートされたというニュースを見ました。 ①黙市 長編はありません。面白かったものとしては、 ・島 住宅地の歴史を書いているだけなのに、面白かったです。 何か大きな秘密... 続きをみる
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図書館がずっと休館で、リクエストした本等が借りられないので、 また、30年ほど前に買ったままになっていた本を、やっと 1冊読み終えました。 長編はなく、41編納められているうちの、面白かった作品を 備忘録を兼ねて簡単に書いておこうと思います。 記憶が定かではないですが、教科書の副読本で、そのむかし... 続きをみる
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源氏物語の現代語訳:下巻がでたので、またリクエストして さっそく読んでみました。 光源氏も亡くなり、まだ続くのかと思ってましたが、下巻がいちばん 面白かったです。宇治十帖(橋姫~夢浮舟)というようですが、 光君ゆかりの二人の殿(薫君と匂宮)が、宇治にゆかりの三姉妹を めぐる話でした。もう完全に近代... 続きをみる
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まだまだ寒い日があり、今朝も寒い朝でした。 先日は、積もらないものの雪が降りましたし。 新聞記事を読んでリクエストしました。 幾つかの版があるようですが、19世紀に編集されたバートン版の第1巻 を読んでみました。児童書的なものしか読んだことがなかったですが、 人々の欲望を魔法、運命、アラーの神の導... 続きをみる
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最近、読んで面白かった本です。 ①凍える牙 1996年の直木賞受賞作品です。出だしから衝撃的な場面(人が燃えて ファミレスが火事になる)でがっちり心をつかまれました。 読んでいてあいまいに感じるところもなく、登場人物(特に主人公の 女性刑事と相棒となる中年刑事)の描き方もとてもうまいと思いました。... 続きをみる
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年末年始に読んだ本です。 一切なり行きは、文芸作品ではないですが、昨年の 年間ベストセラー第1位らしいのでアップしました。 一切なりゆき 話題になり、コンビニで少し立ち読みして面白かったので、 図書館にリクエストして(半年ほどかかりました)読みました。 基本的には、本人も言っていますが、中々むずか... 続きをみる
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騎士団長殺しは、第1部を読み終えてから、第2部をリクエスト したので、半年以上かかってしまいました。細かい物語を忘れて しまい読み進むうちに思い出してきました。 騎士団長殺し・第2部 正直言うと期待していたほど面白くはなかったです。 第1部はそれでも、これからの展開を期待させる雰囲気を感じましたが... 続きをみる
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図書館で借りて、最近読んだ作品です。 恍惚の人=有吉佐和子 当時話題になったし、昔読んだ気がしていましたがはじめてでした。 老人問題を扱っており、昭和47年(1972年)の出版のようです。 当時は、老人問題はお嫁さんが中心になって対応していたようであり、 今でも大変な問題ですが、介護保険制度もでき... 続きをみる
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新聞等の書評を読んで、借りた3冊です。 ①あの日にドライブ 先が見えてくる年代になれば、必ず主人公のような考えをする気がします。 選ばなかった人生を思って、第3者から見れば、可笑し過ぎる主人公の 妄想が面白かったです。 ②女流放談 多忙で整理を怠ったというのが、本当ならとても残念な気もしますが、 ... 続きをみる
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台風の影響か、今日は朝から湿気が多く、久し振りに 雨が降りました。 また、30年ほど前に買った本をやっと1冊読みました。 ・原色の街 終戦後の娼家での出来事が描かれています。つまらなくはなく 読みましたが、ラストでの主人公の心中未遂などは解りづらい 展開でした。 ・砂の上の植物群 主人公は... 続きをみる
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だいぶ前にリクエストしていた本が2冊来たので早速読んでみました。 おらおらでひとりいぐも=若竹千佐子 主人公の東北弁が素晴らしいです。こんなに方言が心に響く作品は はじめてです。下宿していたころに、東北出身の先輩後輩が “へば” と よく言っていたのを思い出しました。個人的には “なして” という... 続きをみる
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読書(騎士団長殺し・第1部、岬、枯木灘、地の果て 至上の時)
「騎士団長殺し」は図書館にリクエストを申し込んでから、 1年以上かかりました。 うっかり第2部の予約をしてなかったので、また半年以上 かかりそうで、ストーリーの詳細を忘れてしまいそうです。 騎士団長殺し・第1部=村上春樹 主人公は画家で肖像画を描いており、騎士団長殺しという題名の絵画に まつわる話... 続きをみる
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源氏物語の現代語訳:中巻がでたので、さっそくリクエストしました。 前半は、やはり宮廷の恋物語が中心ですが、光君も壮年になり以前のように 完璧ではなくなってきます。 新しく妻に迎えた(すでに4~5人妻がいます)、女三の宮に浮気されて しまったり、その子供を自分の子供としたりと、上巻で自らが行ったこと... 続きをみる
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もう忘れられてきましたが、前作「あの日」に続き 読んでみました。(リクエストしてました) 本を読む限り、今回の問題が起こるまで、基本的には性善説で来た方 なんだろうと思いました。追いつめられた状況で、精神科への入院や 大量の薬を飲みながら、日記を書き上げた集中力は本物なんだと思い ました。 本当の... 続きをみる
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最近は雨がちだったので、霧雨でしたが、珈琲店行の散歩に 出かけました。 終わった田んぼ。 昨日も一日雨だったので、水かさが増している調整池です。 一緒に早期退職した同期に勧められて、リクエストしていた本が 借りられ読んでみました。 自らとも重なるし、内容も、端々に出てくる本音や現実、人生観など 面... 続きをみる
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数日は、台風接近の影響で、涼しい日が続きましたが 今日からまた、暑さが戻ったようです。 この花はまだ頑張って咲いてます。 だいぶ実ってきました。 珈琲店でひと休み。 まだ朝なのに、だいぶ疲れた様子の近所の猫です。 宮沢賢治のドラマを見て、興味がわき読んでみました。 ①銀河鉄道の夜 ジョバンニが夢で... 続きをみる
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昨夜は蒸し暑く、寝るときに今年初めてエアコン(冷房)を 作動させました。 今日も暑くなりそうです。 珈琲店でひと休み。 2冊とも、新聞の書評を読んで借りました。 ①オペレーションZ 1000兆円を超える国の借金は、やはり相当なリスクだと思います。 財政健全化も5年先延ばしにしたようですが、とて... 続きをみる
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今日は、爽やかな天気ですが、ここ数日は朝晩の気温差のせいか 風邪気味でした。 文庫本で上・中・下と長い作品です。 作者と家族の体験に基づくので、リアルに戦後中国の激動の時代 が書かれていて,ある程度知ってるつもりでしたが、驚きの話でした。 上巻は、作者が生まれる前の家族の話なのでそれほどでもない ... 続きをみる
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今日は、夜の散歩で、まんまるの月がきれいでした。 この2冊は新聞の書評をみて、図書館にリクエストして読みました。 どちらも重い内容でした。 ①帰郷 戦争を題材とした6つの作品が収録されています。 本の題名にもなっている「帰郷」は、 出征し苦労して帰国したが、ふるさとの駅で仲の良かった親戚から... 続きをみる
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読み始めは、現代語訳なので趣にかけるような気もしましたが、 読み進むうちに平安時代の雰囲気につつまれてきました。 何より、以前に途中まで読んだものと違い、内容が十分理解できるのが いいです。 光君は、女性に対して本当にまめだし(もちろん容姿端麗で才能に 満ち溢れており、社会的地位も高いですが)、話... 続きをみる
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図書館にリクエストしていた、カズオ・イシグロの作品が やっと1冊借りられました。 主に戦前の上海が舞台の話です。 日中の市街戦のさなか、日本兵となった子供時代の友達に 偶然出会うのは少し無理があると思いましたが、 たぶん興奮状態での主人公の勘違いということだろうと 解釈しました。 正直言うと、“わ... 続きをみる
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また30年ほど前に買った1冊を、2~3年かかって読み終えました。 また備忘録として、簡単なメモを残そうと思います。 ・細雪 資産家だった家の四姉妹の日常生活、特に三女雪子の縁談話や四女妙子 の恋愛が中心で、大水害などの事件もありますが、何気ない日常生活を 四姉妹の設定とキャラクターが印象的で... 続きをみる
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30年ほど前に買ったままだった1冊を、やっとまた 読み終えました。 戯曲は久し振りに読みました。有名な話が多いので なんとなく知った気になっていましたが、結構面白かったです。 また備忘録として、簡単なメモを残そうと思います。 ・ロミオとジュリエット ストーリーは知っていましたが、芝居用の戯曲なの... 続きをみる
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新聞のコラムで、この作品を知り読んでみました。 平成2年の作品なので、27年前ですが、当時の 雰囲気を思い出しながら読むことができました。 副題の「私鉄沿線恋物語」とある通り、8つの私鉄沿線の 恋物語からなっています。 土地勘のある線も、ない線もありますが、どの物語も感じ入る 部分があるストーリー... 続きをみる
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