最近観て面白かった作品です。
①BAD LANDS
特殊詐欺の実状というものが理解できて興味深かったです。テンポもよく、
ラストも社会正義的には問題があるのかもしれませんが、スカッとする
あざやかなラストでした。
②小さな恋のメロディ
映画の主人公たちとほぼ同世代で、当時この作品が大いに話題になったこと
を覚えています。マーク・レスターの人気がすごかったと思います。
いま改めて観てみると、当然面白いとは思いますが、こちら側が変わって
いるので、当時のような新鮮さや高揚感は感じませんでした。
でもビージーズの音楽はいま聴いてもよかったです。メロディが女の子の
名前でもあることに気が付きました。
その他に観た作品であまり面白くなかった主なものは、
・オッペンハイマー
オッペンハイマー博士の葛藤なのか、何を作品で言いたいのかわかりません
でした。言えるのは原爆使用の是非が中心の話ではなく、ある意味では
開発に成功したことはアメリカの栄光でもあることを改めて感じました。
最初はぜんぜん面白くなく途中リタイヤしようかと思いました。
・悪は存在しない
濱口竜介監督作、この監督の作品はすきで、途中までは名作の雰囲気も感じ
る作品だと思っていましたが、ラストが意味不明でした。
何らかの考えを象徴していて、観客個々人で考えて欲しいということかも
しれませんが、監督の才能は認めつつも不完全燃焼でした。
・ナミビアの砂獏
河合優実主演、よくある、その時代の少しはずれた人生を歩む主人公を
描く作品だと思いますが、あまり主人公の行動に共感できませんでした。
(年代も違うしね)あまり面白くはなかったですが、途中リタイヤしよう
とまでは思いませんでした。
WOWOWの月刊誌からいつも解説記事を載せていますが、面白くなかった
作品は申し訳ないので載せませんね。