定年待てないオヤジの日記

こころはもう、定年後の自由生活を夢見てる、オヤジの生活日記です。

音楽鑑賞(ジャズ)




夜の散歩に行ってきましたが、風が冷たかったです。
三日月がきれいに、見えていました。




数日前の新聞で、チック・コリアが亡くなったという記事を読みましたが、
今日、アルバムを聴いてみました。チック・コリアはこれ1枚しかもって
おらず、昨年の5月にもアップしていました。
学生の時に、‘ナウ、ヒー・シングス、ナウ、ヒー・ソブス’というアルバム
(傑作と言われています)を買ったものの、あまり好きになれず、何かの
アルバム(忘れました)と交換しました。相手は喜んでいた記憶があります。



①チック・コリア(p)=リターン・トゥ・フォー・エヴァー

1972年録音
A面ー1曲目のアルバムタイトル曲は、チックの電子ピアノが印象的な出だしです。
たぶん、様々な映像作品のバックに使われていると思います。
正直、チック・コリアは特に好きではなかったですが、改めて聴いてみて、安易な
フュージョンではなく、緊張感ある本物の演奏だと感じました。ただ個人的には、
聞いていて心地よさが今ひとつではあります。フュージョンの先駆けとなった作品
のひとつのようです。



②マイルス・デイヴィス(tp)=ビッチェズ・ブリュー

1969~1970年録音
この時代に、この音楽というのが驚きます。エレクトリックでフリー・ジャズ
的な感じもしますが、フリー・ジャズのあの嫌いな感じはなく、新しいものに
出会った感動があります。フリー・ジャズは好きではないですが、マイルスの
この作品には、不思議な魅力があります。
マイルスはその時々のメンバーの人選が、いつも最先端であり、新しい音楽を
生み出してきた印象があります。プロデューサーの才能も相当あると思います。
全体を通して、重厚なリズムが心地よくもありました。
ちなみに、この作品のピアノはチック・コリアです。



学生のときに、当時の自分としては高額なチケットを買って、西新宿の高層
ビル(どのビルか忘れました)が建つまえの仮設会場で行われたコンサートに
行って、生前のマイルスを聴いたことが、今思えばいい思い手になっています。