映画鑑賞(黒い司法、ふたりの女王、私のニューヨーク)
先ほどまで、本格的に雨が降っていました。
洋画ばかりですが、最近観て面白かった作品です。
①黒い司法 0%からの奇跡
改めて、アメリカの黒人差別のひどさを感じた作品でした。基本的に実話
ですし、リアリティーのある怖さが伝わってきました。
30年以上前の話ですが、今も差別は続いている(昨年も警官に殺される
事件がありましたが)けれども、このような映画が作れることには、少し
希望を感じました。
②ふたりの女王 メアリーとエリザベス
歴史に基づくストーリーだと思いますが、2人の女王の関係がよく表されていた
と思います。お互いに、女王になったものしかわからない苦悩で、共感したと
想像する脚本もよかったです。2人の女王役もよかった。
内乱でエリザベスを頼って、イングランドに逃げたメアリーは、結局処刑され、
息子のジェームスがエリザベスに育てられ、初めてイングランドとスコットランド
の統一した王となります。
③私のニューヨーク
余命宣告された主人公の、心に重りをもって生活する、どこか暗くて悲しげな
面影が心に響きました。人間はいつかは死にますが、こういう気持ちになる時が
いつか来るかもと、思わせられる作品でした。
天気は回復してきて、雨は上がりました。