定年待てないオヤジの日記

こころはもう、定年後の自由生活を夢見てる、オヤジの生活日記です。

映画鑑賞(12か月の未来図、蒲田行進曲、軍旗はためく下に)



最近観て、面白かった作品です。




①12か月の未来図

フランスで、名門高校から、問題のある中学校に1年間の期限で赴任した
熱血教師(暴力ではなく)の話です。
ラストでは、気にかけていた一番の問題児と校庭で並んで座ったときに、
二人とも失恋した直後です)彼から、言いたくないけど寂しくなる
と言われ、気持ちが通じ合ったところで、美しくも悲しい曲がながれます。
フランス映画なので、とっさにシルビー・ヴァルタンかミレーユ・マチュー
かと思いましたが、メリー・ホプキンの悲しき天使(邦題)でした。
そのシーンにものすごく合っていて、センスの良さに脱帽し、印象に残る
ラストでした。それほど期待して観たわけではないですが、その日は
何か充実した気がしました。



②蒲田行進曲

当時話題になった作品なので、何となく、階段落ちなどのストーリーは
見知っていました。ハチャメチャな設定ではありますが、人としての
心の琴線に触れるような作品でした。京都の撮影所が舞台で、蒲田の町は
舞台としては出てこずに、昔の歌を題名(主題歌)にしていることがわかりました。



③軍旗はためく下に

素晴らしい(この表現でいいのかわからないですが)反戦映画でした。
まだこの当時だから制作できた作品だと思います。戦場での回想シーンが、
実写フィルムと同じく、白黒なのがリアリティーを感じさせました。
戦争の総括も、指導層にいた人々の責任の取り方も十分でなく、人々の
無念さは消えないということだと思います。



昨日、三浦春馬さんの死亡を知り驚きました。
地上波のTVだけではわかりませんでしたが、最近WOWOWでのドラマ:ダイイング・アイや舞台・罪と罰などを観て、本当に才能にあふれた方だと
思っていたので(歌も上手でした)、本当に残念です。