定年待てないオヤジの日記

こころはもう、定年後の自由生活を夢見てる、オヤジの生活日記です。

音楽鑑賞(ジャズ)&クリーニング(ダスキン)後、壊れたエアコンその後



やっと暑さがひと段落して、過ごしやすくなりました。
ある意味、涼しげな風でも吹けば天国です。




最近(まだ暑い時に)、オーディオで聴いた、ジャズのCDです。




①ホレス・パーラン(p)=アズ・スリー

1960年録音
タイトル曲の1曲目の緊張感のある演奏が最高です。2曲目の落ち着いた
バラードや4曲目のブルースもブラック感いっぱいの、雰囲気のあるいい
演奏ですし、名曲(ウォーキン)の6曲目も気に入ってます。
何となく自宅のオーディオで聴いている感じがします。



②デクスター・ゴードン(ts)=ゲッティン・アラウンド

1965年録音
1曲目(黒いオルフェ)が、あまりくずしていない演奏にもかかわらず
見事なジャズになっている演奏です。
ゴードンの突き抜けるようなテナーは好みですし、アルバムを通じて、
ボビー・ハッチャーソンの(vib)がいい仕事をしています。特に
ボーナス・トラックの8曲目のソロがいいです。
曲の雰囲気からなのか、ジャズ・クラブで耳を傾けている感じで聴く
ことができます。



そういえば、ダスキンのクリーニングで壊れたエアコンですが、何とか
修理で直りました。最初はなかなか原因がわからず、古い製品だとよく
言われる、基盤がダメなら交換部品がもうないので修理不能になります
と言われてしまいましたが、来てくれた方が熱心に見てくれて、詳細は
わかりませんがフロートのスイッチが貼り付いているとのことで、元に
戻したら正常に稼働してホッとしました。センサーに洗浄液がかかった
かもと思われたようですが、やはりクリーニング後の組み立てに問題が
あったと思います。
修理不能の場合、交換すると工事費込みで30万近くするらしく、ダス
キンも一部しか出さないだろうし、面倒な交渉をしなければならない
ところでした。修理に来た方によると、どうも普通は天井型のエアコン
クリーニングをダスキンではやらない的なことを話されていましたが、
どうなんでしょう・・。修理代はダスキンに回してもらいました。


でもクリーニングしても、臭さは残っていてあまり意味なかったかも
しれません。エアコンなんてフィルターの掃除を自分でやっていれば
わざわざ(特に古くなった)クリーニングを頼まなくてもいいんだと
理解しました。広告で洗脳されて、すっかりきれいになるような気も
してやりましたが、もうやりません。

映画鑑賞(ONODA 一万夜を超えて)



最近観て面白かった作品です。
終戦記念特集で録画して、少し前に観終わりました。





2021年作
小野田さん発見のことは、はっきりと記憶に残っています。その前に
見つかった横田(?)さんの時も驚きましたが、小野田さんの時は
そのすべての行動が厳しく訓練された(陸軍中野学校だったと思う)
らしい動きに(特に軍刀を差し出して投降した場面)本当に驚きま
した。
「30年近く終戦を知らずに行動していたとは・・」と当時思いま
したが、投降するまでのことは、あまり知らされなかったと思いま
す。現地の人の家畜や場合によっては、人を殺めたこともあったと
いう報道もあった気がしますが・・。
この作品を観て、投降するまでの30年間に、当時のニュースで
知ったことだけではなくて、本当にいろんな出来事があったことが
わかりました。
小野田さんの約30年間はムダなようでもありますが、確かその後
結婚もされ、アルゼンチンかブラジルに移住して牧場経営を行い、
晩年は幸せだった記憶が残っています。
3時間が長いと感じない、濃い内容の作品でした。
そして、題材が小説以上です。

朝の散歩と雑誌記事(池袋西武デパートの思い出)




予報によると、今日までは暑さが続くようですが、
明日からはやっと30°を下回る日も来るようです。


昨日の朝に、珈琲店へ行くコースで散歩に行ってきました。






今年のお米の出来はどうでしょうか。詳しくないので、見ただけでは
わかりませんが、米どころの新潟では高温の影響で米の出来がわるい
というニュースを見ました。
この田んぼは自家用だと思いますが、ちょっと気になりました。


いつもの珈琲店で一休み



昨日の朝の調整池です。



珈琲店でいつものように、新聞と雑誌を読みましたが、


林真理子氏のいつも読むエッセイを読みました。
主に池袋西武デパートの思い出で、大学(日大芸術学部でしょう)卒業後、
アルバイトしながら、池袋のはずれの4畳半のアパートに住んでいた時に、
そこに越してきた女の子がコピーライターをしていたので、その道に行き
糸井重里氏に何とか拾ってもらい、今の文筆業になったとのこと。
本人が言うように、そのあたりのことは何回も読んでいます。そして、
当時は西武グループの勢いがすごくて、デパートは三越でも伊勢丹でもなく
西武だったと強調し、当時の日本をリードする文化だったとのこと。
確かに当時は、話題になったイベントやCMを連発していた記憶があります。
そして林氏は西武の広告の仕事をもらい、飛躍のきっかけにもなったようで、
当時の堤社長との思い出話もありました。恩を忘れたことはなく、35年間
ずっと外商は西武デパートにしているとのことでした。
そして、先日のストライキは当時からいた社員の最後の意地に違いないと
書かれていました。


エッセイを読んでいていつも思いますが、嫌いではない、林氏の成り上り話
(人生)と、ちょっとしてはいけない自分との比較を思い浮かべてしまいま
した。圧倒的に自分の人生の面白みの少なさを改めて感じましたが、きっと
同じような人も多いに違いないと思われ、
きっと自分のように、映画・小説・音楽・アニメ・旅行などでみんな人生に
色付けをしているのかもしれない気がしました。