映画鑑賞(張込み、黒い画集 あるサラリーマンの証言)松本清張・原作集①
6月ごろに、松本清張・原作の映画特集をやっていて、その時は
観れずに録画だけしていたものを最近になってやっと観ることが
できました。
①張込み
1958年作
そのむかしTVで観た記憶があります。
松本清張の原作の力も大きいと思いますが、何だかこの時代の映画
にはパワーを感じます。時代の持つ熱気なのか、黄金期といわれた
映画界の持つ熱気なのか、多分その両方のような気がします。
サスペンスというよりは、見張られた一人の女性の生きざまが伝わ
くるストーリーの見ごたえある作品でした。
②黒い画集 あるサラリーマンの証言
1960年作品
こちらも同様に原作の力を感じます。
今であれば、正しい証言(自分に都合がわるくても)をしても
個人のプライシーは守られる気がしますが、この時代はすぐに
新聞等のネタになってしまったんだろうと思います。
それでウソにウソの証言を重ねて、転落してしまったサラリー
マンの話です。

