今日は曇りの１日でした。

図書館で借りて、下を今日やっと読み終えました。
まとまったものを読んだのは、久し振りです。

特に後半が面白かったです。SFとはいえ、スケールがとてつもなく
大きいところがある反面、現代と変わらない状況があったりして、
少しチグハグ感を感じたところもありました。（SFはあまり読み
ませんが）
「全人類がオーストラリアへ集められ～」のくだりは、作者も好き
だったという小松左京の日本沈没が参考になっている気がします。
SF部分の描き方だけではなく、登場人物の描き方、エピソードが
上手だと思いました。

やはりスケールの大きさを感じます。太陽系が３次元から２次元に
なって滅びるというアイデアはすごいと思いました。
ただ状況説明で科学用語（?）が多すぎて、読んでいて疲れる気は
しました。
Ⅲ部作の合計６冊読み終えて、改めて感じたのは、中国は科学技術
の発展に猛進しているということです。有人宇宙飛行や宇宙ステー
ションの建設など国民意識の昂ぶりも、この作品の大ヒットに
つながっているいる気がします。ネットフリックスでドラマ化
されるようです。

図書館で借りることのいい点は、本がたまって場所を取らないこと
以外にも、返却期日があるので必死に読むことでしょう。
ルクエストものだと途中で返却すると次に借りられるのは、また
数か月後になってしまいます。
今回は少し（だいぶ？）期日　オーバーしてしまいました。
いや～、本当にすいませんでした。