定年待てないオヤジの日記

こころはもう、定年後の自由生活を夢見てる、オヤジの生活日記です。

ジャズ喫茶写真集&ジャズ批評



台風7号の影響でしょうが、今日は午前中から急に激しく降ったり
することが、何回もありました。明日ぐらいまで、こんな調子かも
しれません。




最近オーディオでジャズを聴きながら、眺めている本があります。
全国のジャズ喫茶やジャズバーの写真集です。
2014のVol.1は主に東日本が多く、Vol.2は東京が多くでており
2015ー2019は西日本(関西以外)が多く載っています。
著者は関西のお店も撮影する予定だったのが、コロナ禍になって、
叶わなかったようですが、発売されるのを期待しています。



オーディオで聴きながら、これらを見ていると、何となく全国の
ジャズ喫茶巡りをしているようで癒されます。
本当は1~2週間ぐらい一つの拠点に短期滞在して、その地域を
色々と住民の感覚で観光したいという思いが以前からあり、その
時は観光地以外にも各種美術・博物館やその土地のジャズ喫茶も
巡ってみたいと思っています。(いつになるやら?)
この著者(カメラマン)はそれを行って写真集をだすという実に
楽しいことをやりました。






いつも行く、四谷の「いーぐる」も出ています。他にも行ったことの
ある店が出ているのは楽しいものです。




もう一つは、むかしからあるのは知っていましたが、この雑誌を始めて
買ってみました。30年くらい前までは「スイングジャーナル(廃刊)」
という雑誌を毎月買っていましたが、転勤で持って歩くのが面倒になり
仕事も忙しくなったり、家族も増えたり、転勤でかさばるオーディオを
持ち歩くのも大変だったので、ある時いっきょに捨ててしまいました。
今思うと悔やまれます。いまは廃刊になりましたが、中古本が結構売ら
れてますし、もし残っていればその当時のことを懐かしく思い出せた気
がします。ちょうど青春時代(ふるい?)でしたし。


その後、書店でジャズ批評を手に取ったことはありましたが、批評とな
っているので何となく堅苦しい内容のような気がして買うことはありま
せんでした。


今回初めて買ってみましたが、思っていたのとは違っていて、読者参加
的な感じのする楽しい内容でした。ジャズに関連したいろいろな人の
エッセイが載っているような感じもします。
どのくらい前から存在したのか知りませんが、スイングジャーナルが廃刊に
なったのに生き残っている理由がわかる気がします。スイングジャーナルは
廃刊になるころは、記事の内容なども硬直化していた(毎回同じような内容
の評論家や記者の方の差し障りのない報告書のような、よいしょ記事と
まではいかないものの、感じもしました)気もします。


そして発行所のジャズ批評社の場所が、荒川区東日暮里という、なんとも
ディープな場所で、出版社が多く集まるところでないのも面白い気がします。
きっと、ジャズ好きの人が、好きが高じて始めたのでしょう。