定年待てないオヤジの日記

こころはもう、定年後の自由生活を夢見てる、オヤジの生活日記です。

朝の散歩と5月株式

今日も暑くなりそうです。


今は、草木が成長する時期なのか、緑は増えましたが
散歩していても花はほとんど見かけません。


珈琲店でひと休み。


5月の株式投資は、4月の含み損のままです。
業績は2つとも、わるくはない銘柄なので、復活まで我慢しようと思ってます。(甘いかな~)

読書(ワイルド・スワン)

今日は、爽やかな天気ですが、ここ数日は朝晩の気温差のせいか
風邪気味でした。


文庫本で上・中・下と長い作品です。
作者と家族の体験に基づくので、リアルに戦後中国の激動の時代
が書かれていて,ある程度知ってるつもりでしたが、驚きの話でした。
上巻は、作者が生まれる前の家族の話なのでそれほどでもない
ですが、中・下巻は実体験に基づく内容で、とても興味深く一気に
読んでしまいました。自分とそれほど年が違わないのにも驚きます。
大躍進運動や文化大革命で当時の中国人がとても苦しんだ状況が、
手に取るように理解できました。最終的に、毛沢東も否定しており、
たぶん中国では発禁本なのかなと思います。


読んでいて思ったのは、中国ではどの時代でも、人脈がすごく
重要なんだと思いました。
10億近い人間を(当時)、指導者の考えで一斉に動かす中国
というのは良くも悪くもすごいと思いました。日本のように
自由だと確かに収集が付かないかもしれません。
解説にもありましたが、作者の家族は高級幹部出身なので、
(作者の母は、夫を救うためなんとか北京に行って、周恩来に
直訴する話もあります)社会全体の状況が理解できたのと、
人脈もあり運よく、海外留学できたのでこの大作が生まれた
と思います。
激動の時代を経た後の、中国社会の大変動が理解できました。

映画鑑賞(わたしは、ダニエル・ブレイク、クーリンチェ少年殺人事件)

今日は、久し振りに涼しい天気です。


最近観て、面白かった作品です。


①わたしは、ダニエル・ブレイク

社会の不条理が胸に迫るいい作品でした。どこの国でも、PCに不慣れな
高齢者には不親切なのだと思いました。日本のニュースでも、役所の対応が杓子定規で犠牲になる人のことが話題になりますが。
社会を冷静に見た結末が、イギリス(ヨーロッパ)映画らしく、作品を
しめている気がしました。


②クーリエンチェ少年殺人事件

4時間近い作品ですが、あきませんでした。当時の台湾社会の雰囲気が
とてもよく感じられました。夜の場面での、電球の陰影が美しかったです。
少年少女役の俳優も良かったです。


最近、映画館に行っていないので、今度、カンヌで賞をとった万引き家族を
見に行きたいと思います。