定年待てないオヤジの日記

こころはもう、定年後の自由生活を夢見てる、オヤジの生活日記です。

映画鑑賞(天城越え、彩り河、鬼畜)松本清張・原作集⑥と皆既月食



今日も夜の散歩で、見事な月を見ることが出来ました。


昨夜は自宅窓から、天気も良くて、皆既月食をしっかりと見ることが
出来ました。
割とすぐに月が隠れていきましたが、その後にまた現れた月は、赤く
輝いていて見事でした。天体ショウを堪能できました。




松本清張シリーズの続きで最後です。




①天城越え


1983年作 監督:三村晴彦 出演:渡瀬恒彦、田中裕子、平幹二朗
題名から浮かぶのは「伊豆の踊子」ですが、内容は真逆のようでした。
映像や描き方に創意が感じられず、個人的に好きなタイプの作品では
なかったです。土工の描き方なども差別的なものを感じて、見ていて
気の毒で、後味がよくない作品でした。



②彩り河


1984年作 監督:三村晴彦 出演:真田広之、名取裕子、三國連太郎
                  平幹二朗
原作を読んでないのでわからないですが、通り一遍な表現に感じられ、
共感できるような深みのある作品にはなっていなかったです。
真田広之と名取裕子は若さの魅力が溢れていました。あと個人的な印象
ですが、三國連太郎が今ひとつでした。飢餓海峡の三國連太郎は本当に
よかったですが。



前にも書きましたが、①と②はいいことを書いていないので、WOWOW
の説明文は載せてません。いつもは、気に入った作品のみ載せていますが
今回はシリーズなので取り上げて書きました。



③鬼畜

緒形拳と岩下志麻の悪役ぶりが珍しい作品でした。岩下志麻は最初から
悪役に徹する役柄ですが、緒形拳は、最初は自分の隠し子にやさしかった
のに、妻(岩下志麻)に責められて、段々と鬼畜になっていってしまう
過程が見事でした。




これで松本清張・原作集も終わりですが、
そういえば「点と線」がなかったのが残念です。