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映画鑑賞（沈黙 サイレンス）
久し振りに、映画を見に新百合ヶ丘のイオンシネマに
行ってきました。
見たのは、以前原作を読んで引き込まれた、遠藤周作
の「沈黙」です。
ほぼ、原作に忠実に描かれていたと思う。
パードレ（神父）が、「神よ、こんなに苦しんでいる人がいるのに、
あなたはまだ、沈黙されたままなのですか」と問うと
神が、「沈黙をしてたのではない、おまえと一緒に苦しんでいたのだ」
というセリフは（記憶なので少し違うと思いますが）、たぶん原作と
同じであった気がする。
また、外国の作品だが、日本の描き方に違和感はまったくなく、
好感がもてる。
ラストだけは、原作と違っていたが、肯定できる内容であったと思う。
思い返すと、音楽を入れれば盛り上がるであろう場面でも、ほとんど
音楽はなく、監督はこの作品を商業的なものには、したくなかったの
であろうという気がした。
平日にもかかわらず、多くの方が見に来ていました。
3時間近い作品で、見終わったらすっかり暗くなっていました。
予告編でみた、アカデミー賞をとったらしい、ラ・ラ・ランドという
作品が面白そうでしたので、見に行こうと思います。