また、イオンシネマに受賞作を観に行ってきました。
平日なのに、それなりに観客の方が来ていました。
日本人は賞とか権威に影響されやすいからな、と
自分のことは棚に上げて思いましたが、観終わって
やっぱり賞をとっただけのことはあると思える
良い作品だと思いました。

是枝監督の作品は、人間の善良な部分にふれる作品だと思います。
「海街diary」や「そして父になる」と同じ路線だと思いますが、
今回のが一番自然で、俳優たちもうまく、深い作品になったと
感じました。安藤サクラ（百円の恋が最高でした）が死体遺棄罪を
問われたとき、捨てたのでなく、拾ったんだという場面と泣く場面
がよかったです。２回見るとより理解できることが多いので、是非
２回目を、ＷＯＷＯＷに登場したら、観たいと思います。
賞をとれましたが、映画に出てくる過去の事件の背景を外国人の
審査員の方は理解できたのかなと少し不思議でした。
リリー・フランキーが男の子に、お父さんからおじさんに戻るよ
というところも良かったです。

いい映画を観た、満足感と充実感に満たされて帰ってきました。